T/T送金=電信送金(Telegraphic Transfer Remittance)

支払条件
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T/T送金=電信送金(Telegraphic Transfer Remittance)

T/T送金=電信送金(Telegraphic Transfer Remittance)とは、送金の支払指示を電信(SWIFTやTelex)で行う送金方法。海外から(海外へ)の銀行振込みのようなもので、条件は輸出者と輸入者の取決めにより決定される。

T/T前払い(T/T remittance in advance)

T/T前払い(T/T remittance in advance)とは、電信送金による前払いのことで、実績の少ない取引や金額の小さな場合に多く用いられる。

輸出者は入金を確認してから商品を発送するので、この場合のリスク負担はすべて輸入者側となる。

輸入者はこのリスクを回避するために、「50%は前払い、50%は入港日から10日以内」や「30%は前払い、70%はB/Lの日付から15日以内」等の交渉を行い、買手にとって有利な条件で契約することが重要となる。

T/T送金の受取人についての情報は、英語表記(アルファベット)で記入するのが一般的で、間違いのないように正確に記入すること。

必要記入事項は以下のようなものがあり、支払先の情報を事前に確認しておく。

1)銀行名:SAMPLE BANK COMPANY LIMITED
2)銀行支店名:TOKYO BRANCH
3)銀行支店住所:1-2-3 KITA STREET, MINAMIKU, TOKYO 123-4567, JAPAN
4)受取人名:YUNYU BUYER NOTE COMPANY LIMITED
5)受取人住所:3-2-1 NISHI STREET, HIGASHIKU, TOKYO 123-4567, JAPAN
6)銀行口座番号:123-4-56789-0
7)SWIFTコード:ABCDEFGH

T/T送金の手数料

  1. 「送金手数料」は、輸入者が負担する場合が多い。手数料は、3,000円~10,000円程度。
  2. 「口座振替手数料(入金手数料)」は、輸出者が負担する場合が多い。手数料は、1,500円~5,000円程度。
  3. 受取銀行と送金銀行が直接取引できない場合、仲介銀行が間に入り送金処理を行い、「経由銀行手数料」が発生する場合もある。手数料は、3,000~5,000円程度。

※事前に手数料がどのくらい発生するかを調査し、輸出者と輸入者で協議し、どちらがどの手数料を負担するかを決めておく。

 

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