価格交渉(コストダウン)を推進しよう

交渉術

どうすれば安く仕入れることができるのか?

価格交渉(コストダウン)は、バイヤーの永遠のテーマである。

市場を独占できる商材であれば、多少値段が高くても販売力はあるが、競合相手が多く価格競争の厳しい商材であれば、コストダウンは必須条件である。

それでは、どうやればコストダウンができるのか、いくつか方法を考えてみよう。

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原料・原材料・資材のコストダウン

現状の商材に使用されている原料・原材料・資材を見直し、コストダウンを図る。

例えば、製品原料や原材料のグレード、紙袋・段ボール・テープの材質やサイズ、外装ケースの材質や印刷色数、ラベルの素材や印刷色、レジ袋や外袋の厚みや着色や印刷色、など、小さなコストの削減が、年間を通してみれば大きなコストダウンへとつながってくる。

運賃・送料のコストダウン

現在、運送・配送を依頼している業者に相談し、今以上の運賃や送料のコストダウンを図ろう。ま

た既存の運送業者のみで安心せず、新規の運送業者にも定期的に見積りを依頼し価格比較してみることも大切だ。

商材の生産効率を上げる

ボリューム・数量・ロットを増やし、商材の生産効率を上げてコストダウンを図ろう。

どうすれば生産効率が上がるかを、仕入先に相談してみると良い提案が出てくる場合もある。

相見積りをとり、多くの情報を集める

できるだけ多くの仕入先から相見積りをとり、提示価格や条件を比較していくことにより、各仕入先の価格帯や取引スタンスが見えてくる。

また商材の相場や適正価格も掴むことができ、あとは一番安い業者の見積価格をベースに指値で価格交渉したり、一番良い提示条件をベースに取引条件の交渉を行う。

とにかく多くの業者を天秤にかけ、買手にとって有利な条件を引き出していくことが大切だ。

世界中に問い合わせてみる

インターネットや情報通信が発展し、急激にグローバル化が進んできた現在、海外の業者ともメールや電話ひとつで簡単に連絡が取り合える時代がやってきた。

これは輸入バイヤーにとって大きなチャンスである。

世界中に仕入ルートを広げていき、各国の各業者を比較してみよう。

仕入先は全世界中に広がっている。

 

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