1)価格の比較
良い商材を仕入れるための第一歩は、価格の徹底比較である。
まず希望商材を取扱う業者を手当たり次第に探していき、可能性のありそうな仕入先を5~10社程度に絞り込む。その仕入先から同じ条件で見積を取っておけば、商材の相場が見えてくるはずだ。
その相場をもとに、バイヤーは希望購入価格(ターゲットプライス)を設定する。
2)メリットを考える
見積を比較してみると、コスト的に有力な仕入先が数社に絞り込まれてくる。
次のステップは、コスト以外のメリットを考えてみよう。
納期、品質、保証、サービス、アフターケア、対応、送料、運賃、取引条件、支払条件など、コスト以外の面では、どの仕入先が一番優れているのか、どこに一番魅かれるか、じっくりと検討することが大切だ。
取引するにあたって、自社に一番メリットのある仕入先を選定しよう。
3)交渉
価格とメリットを熟考した上で、仕入先を数社に絞り込んだら、あとは最終交渉となる。
価格や条件等を交渉していき、自社にとって有利な条件で契約しよう。
交渉は「人と人」、自分の直感を信じ、この人なら大丈夫だ、この仕入先なら大丈夫だ、と思えるまで妥協をせずに交渉していこう。
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