あなたは決断力がありますか
人生は決断の連続です。
日常の買い物や食事、旅行やお出かけ、ビジネスや就職や転職、交際から結婚まで、私たちはいつも何かを決断しながら生活してます。
あなたは物事を決断するのにどのくらいの時間を費やしているのでしょうか。
自分で物事の最終決断をするのが苦手な人や優柔不断な人は「決断力のない人」と言えます。
決断力がない人は、あれこれ悩んでなかなか決めることができずに、時間を無駄に浪費しています。もし迅速に決断することができれば、あれこれ悩んでいる無駄な時間は減り、もっと時間を有効に使うことができます。行動に使える時間も増えるので、行動力も高まります。
優柔不断な人はチャンスを逃す
私自身、今では決断力や行動力があるように見られますが、以前は優柔不断でなかなか決断できないタイプでした。
食事に行くのにすらじっくり時間をかけて悩んで、ようやく和食に決めたにもかかわらずやっぱり洋食が良かったと後悔したり、家電を買うのに価格比較や口コミを見るだけで何日も過ぎて、欲しかった商品が売り切れてしまったり、ホテルを予約するのにネット検索を何日も続けて、宿泊したかったホテルが満室になってしまうなど。
なかなか決断できずに、いつも時間を無駄に費やしてしまい、残るのは後悔ばかりで何も良いことはありませんでした。
決断が遅い人、優柔不断な人はチャンスを逃してしまいがちです。誰にでもチャンスは訪れますが、いつまでも待ってはくれません。
私は過去に決断できずチャンスを逃してしまったことが何度もあります。
決断できずチャンスを逃したときの後悔はずっと残っています。あのとき決断していればと。
そんな後悔ばかりの毎日に嫌気がさし、決断力を高めることを決意しました。
実際に私が即決する力を鍛えて、決断力を高めた方法をご紹介します。
チャンスを掴むために、日頃から決断力を高めるトレーニングをしておきましょう。
完璧主義をやめる
以前、私は完璧主義でした。何でも完璧を求めてしまい、ベストな選択を探し続けるため、なかなか決めることができません。完璧を求めるあまり、失敗は許されないというプライドもあります。失敗したくないので、慎重に熟考するため、決断が遅れてしまいます。
完璧主義な人は、決断力が不足してしまう傾向にあります。
決断力を高めるには、まずは完璧主義をやめることです。ベストな選択ではなくベターな選択で良いのです。
決断する時点では、誰も未来のことなど分かりません。100点満点の選択はあり得ないので、いつも70点程度で決断する癖をつけましょう。残りの30点は行動しながら、穴埋め、軌道修正すれば良いのです。そうすることで決断するスピードが断然早くなります。
決断の先延ばしをやめる
あなたは、いつも決断を先延ばしするような言葉を使っていませんか?
例えば、考えておく、検討する、調整してみる、時間があれば、など。
日頃から決断を先延ばしにするような言葉は、使わないよう心がけましょう。
日頃から使っている言葉を意識するだけで、決断するスピードが早くなります。
決断力を高めるためには、決断を先延ばしにしないよう日頃から即決の癖をつけておくことが大切です。
日常の小さな決断を意識する
大きな決断をすることが難しいのであれば、日常生活で意識的に小さな決断をすることを練習しましょう。
例えば、スーパーやコンビニで買う物を選ぶ、食事の献立やメニューを決める、着ていく洋服を選ぶ、など。意外と迷って時間をかけていないでしょうか。
小さな決断はいつも意識して、決断するスピードを早めるよう心がけましょう。小さなことはできる限り即決するのです。
この小さな決断の積み重ねが、決断力を高めることにつながります。
小さなことであればあるほど、短時間で決断しましょう。
決断の期限を決める
どうしても即決できないような場合には、期限を決めることが効果的です。
優柔不断の人は、エンドレスに決断できず、ダラダラ悩み続けてしまう傾向があります。決断できずに曖昧な態度を続けてしまうと、チャンスを逃したり、信用を失ったりすることもあります。
いずれは決断しないといけないのであれば、決断する締切日を設定しましょう。カレンダーにメモして、見える化することも効果的です。
不思議なことに、たったそれだけでも決断できるようになりますので、是非実践してみてください。
決断するために情報収集する
決断力を高めるためには、情報収集することも大切です。
自己啓発本やハウツー本も参考になります。あなたが見てビビビっと直感的に興味をひかれた本は、迷わず手に取って読んでみましょう。
すべてを実践する必要はありませんが、決断力を高めるために役立つ情報を手に入れることができます。
決断力を高めるためのノウハウ、ヒント、コツがたくさん紹介されているので、共感できる内容やあなたに合った方法を取り入れて、日常生活で実践できることからやってみましょう。