「失敗」という言葉に対して、どのようなイメージを持ってますか?
これまで何らか「失敗」したという経験は、誰にでもあると思います。
その過去の苦い経験から、できるだけ失敗したくないと考え、挑戦することをためらって、成功するチャンスを逃してないでしょうか?
失敗することは悪いこと?
そもそも失敗することは悪いことなのでしょうか?
私は過去に、仕事で大きな失敗を経験したことがあります。
それ以降、「2度と失敗したくない」という気持ちが強くなり、チャンスをもらっても断り続け、チャレンジせずに逃げてばかりいました。
その結果、成功も成長もなく、停滞したまま時間だけが過ぎていき、自己嫌悪という負のスパイラルに陥ってしまいました。
つまり「失敗を失敗のままで終わらせていた」ため、失敗に対するネガティブなイメージだけが膨らんでしまい、チャレンジして成長するチャンスを逃し続けていたのです。
今振り返ってみると、本当にもったいない時間を過ごしていたなぁとつくづく思います。
失敗は「成功するための経験」
そもそも、「失敗したくないからチャレンジしない」という考え方は間違っています。
失敗は「成功するための経験」であり、ポジティブにとらえることが重要です。
人は「行動」しなければ、成功も失敗もなく、何も変わりません。
チャンスを掴む人は、必ず行動してます。失敗を恐れず、チャレンジし続けているからこそ、その先に成功や成長があるのです。
失敗したからといって、そこで諦めてしまえば、失敗のままで終わってしまいます。
夢や目標を持って、成功するまで諦めずチャレンジし続ければ、チャンスを掴むことができるのです。
100回失敗しても101回目でうまくいけば、これまでの失敗はすべて成功の糧となるのです。
努力に勝る天才なし
発明王と呼ばれたエジソンは、1万回以上の失敗を繰り返しても、あきらめずに成功につなげたという努力家で知られてますが、「私は失敗したことがない」と言ってます。
I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work. (私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。)
「世の中で必要とされているものを見つけ、現実化するために挑戦した」というように、目標に向かってシンプルにチャレンジを続けた結果、数々の発明を生み出したのです。
人間最初から何でも完璧にできることなどありません。
一流スポーツ選手でも、有名ミュージシャンでも、天才科学者でも、カリスマ社長でも、最初は誰でも下手くそでド素人なのです。
「努力に勝る天才なし」
何度か失敗した程度で上手くいくはずがありません。
失敗を繰り返しながら、うまくいかない部分を見つけて改善していくことで、上達や成長につながるのです。
失敗は成長の糧となる
失敗とはシンプルに「うまくいかない方法を見つけること」であり「成功するための経験」なのです。
失敗経験は、自分の幅を広げて、人間として「成長の糧」となります。
時間が経てば、失敗経験も自分自身のネタとなり、人間としての魅力や深みが増すことでしょう。
失敗をポジティブにとらえて、うまくいかない部分を見つけ出し、上達や成功につなげていきましょう。
失敗を成長の糧として、何事にもあきらめずに挑戦していきましょう!