【ビジネス英語】担当者変更メールの書き方と例文紹介

英語

ビジネスにおいて海外取引先へ「担当者変更」の案内をメールで送る場合、どのような英語表現を使えばよいでしょうか。

あなたから後任へ担当を引き継ぐ「引継ぎの挨拶」と前任からあなたが担当を引継がれた「着任の挨拶」の2つのパターンで、英文メールの書き方をご紹介します。

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「担当者」は英語で何と言う?

英語で「担当者」は「contact person」や「person in charge」という表現が使われます。

「contact person」は担当窓口というイメージですが、「person in charge」は担当者というだけでなく、「in charge of~ を任されている、責任を負う」というニュアンスが含まれることもあります。

営業担当者は「sales representative」、海外ではセールスレップ「sales rep」と略されることも多いです。

なぜ「representative=代理人、代表者」という意味なのに、担当者と訳すのか?

それは、会社を代表(representative)して、営業販売(sales)を任されている人が、営業担当者および営業窓口であるからです。

 

contact person:担当者(連絡窓口)
person in charge:担当者(責任者というニュアンスも含む)
sales representative:営業担当(営業責任者というニュアンスも含む)
sales rep: sales representativeの略語=セールスレップ

メール件名の書き方

まずはメールの件名を書きます。
シンプルに一目でわかりやすい件名にしましょう。

「お知らせ」や「通知」という英単語は、「Notice」、「Notification」、「Announcement」を使います。

メール件名の参考例

Change of Person in Charge:担当者の変更
Notification of Change of Contact Person:担当窓口変更お知らせ
Notice of Retirement:退職のお知らせ
Notice of Personnel Reassignment:人事異動のお知らせ
Announcement of Organizational Changes:組織変更のご案内
Notification of Temporary Transfer:出向のお知らせ
Notice of Temporary Relocation:出向のお知らせ

【引継ぎの挨拶】後任担当者を紹介する

取引先には、担当変更の理由を簡単に伝えるとともに、これまでお世話になった感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

役に立つ英語フレーズ

I’m leaving my job :退職する
I will be transferred to: ~に異動となる
I will be reassigned to:~に部署替えとなる(配置転換)
I will be retiring from :~を定年退職する

例文をいくつか紹介します。

I am writing to inform you that I will resign from 〇〇 at the end of March for personal reasons.
この度、私は一身上の都合により、3月末日をもって〇〇を退職することをご連絡します。
I would like to let you know that I am leaving 〇〇 at the end of this month.
私は、今月末で○○を退職する事をお知らせしたいと思います。
As of the 1st of April, I will be transferred to our Tokyo office.
4月1日をもちまして、私は東京オフィスに異動します。
I would like to express my appreciation for your kindness and support.
これまでご厚情を賜り、感謝申し上げます。
It has been great working with you all.
これまで皆さんと一緒に働くことができてよかったです。
I had a wonderful time working with you. I really appreciate your support and cooperation.
あなたと一緒に働く素晴らしい時間を過ごせました。あなたのご厚情ご協力に心より感謝申し上げます。

後任担当者を「紹介する」は「introduce」という単語を使っても良いですし、「引継ぐ=take over」と言っても良いでしょう。

引継ぎの挨拶で、「前任者=predecessor」、「後任者=successor」という単語は良く使うので覚えておきましょう。

predecessor :前任者、前任担当
successor :後任者、後任担当

役に立つ例文をいくつか紹介します。

I am pleased to advise you that as of today, 〇〇 is taking over my responsibility as contact person for your company.
本日より貴社の担当窓口としまして、私の後任は〇〇になることをご報告します。
I would like to introduce my successor 〇〇.
私の後任の〇〇をご紹介します。
〇〇 will be taking over for my responsibilities from April 1st.
4月1日から〇〇が私の仕事を引継ぎます。
〇〇 is going to take over the position of △△ from now on.
今後は〇〇が△△のポジションを引き継ぎます。

【着任の挨拶】前任から担当を引継ぎしたメールの書き方

今度は、前任からあなたへ担当を引継がれた後、取引先へ送る「着任の挨拶」のメールの書き方をご紹介します。

簡単な自己紹介を入れて、これから一緒に仕事することを楽しみにしているという気持ちを伝えましょう。

This is 〇〇, I am replacing △△ who left the company last month.
先月退職した△△の後任の〇〇と申します。
As of April 1st, I will be your new contact.
4月1日より、私が新しく担当させていただきます。
I would like to let you know that I will be 〇〇’s successor.
〇〇の後任を務めさせていただきます。
I would like to take this opportunity to briefly introduce myself.
私はこの機会に、簡単に自己紹介させていただきたいと思います。
Please feel free to contact me anytime you need, I look forward to working with you.
必要あればいつでもお気軽にお問い合わせください。あなたと一緒に働くことを楽しみにしてます。
I look forward to meeting you in the near future and learning more about your company.
近いうちにお会いして、貴社のことをさらに学ぶことを楽しみにしています。

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